津波避難シミュレーションによる津波避難計画の作成・理解促進

2015.6.1 |

東日本大震災による甚大な津波被害を受けて、沿岸部の自治体においては、今後想定される大震災への備えとして、津波避難計画の策定・見直しや、住民への意識啓発が不可欠です。

私たちは、茨城県鹿嶋市において、津波避難シミュレーションを活用し、①避難路、避難場所などの評価・検証、②津波避難計画の検討、③ハザードマップ作成、④自主防災組織マニュアルの作成等を行いました。津波避難シミュレーションを用いることで、避難困難地域の特定や避難困難者数の定量的な把握が可能となります。高齢者などの地域の移動困難者の状況等も加味しながら、避難場所や避難方法に関する緻密な分析を行いました。シミュレーションの分析結果より、津波ハザードマップについて、冊子版に加え、より直感的に分かりやすい動画版も作成しました。作成した津波ハザードマップは一般住民への啓発に加え、市内全小学校での防災教育にも活用されています。

 

津波避難シミュレーションによる分析

・地域の状況や高齢者の状況、避難場所、避難時の交通手段など様々な要因による緻密な分析を実施

01

 

ハザードマップ(冊子版)

02   03

 

 

動画版ハザードマップ

・視覚情報の充実(被災状況写真、シミュレーション結果)

・ナレーションの追加(平易な表現、具体的地名の使用)

0405060708