くらしのみちづくり(コミュニティ・ゾーン)の整備

2015.6.1 |

 

道路は交通インフラであるとともに、人々が集い安らぐ、くらしの空間としての役割も持っています。近年、身近な道路の安全性への不安と道路に対するニーズの多様化から、くらしの空間である道路の安全性と快適性を求める声が高まっています。そこで、国土交通省では、まとまりある住区や中心市街地の街区などを歩行者・自転車優先とすることで「交通安全の確保と生活環境の質の向上」に取り組む「くらしのみちゾーン」事業を実施しました。

私たちは、この事業に関連し、新潟県新潟市において、①市内全域を対象とした「コミュニティ・ゾーン形成事業」優先整備地区の選定、②優先整備地区の整備基本方針の検討、③住民参画による整備方針の検討、④「くらしのみちゾーン」事業への登録を行いました。

具体的には、小学生や地域住民が参画した現地点検(みちあるき)を実施し、地域の身近な道路のバリアや課題を把握しました。その結果から、整備方針として歩行者の安全で快適な横断を確保する「スムース横断歩道」や地域全体の生活環境の質を向上させる「ゾーン30」などの提案を行いました。実施にあたっては、各段階で検討状況をまとめた「かわら版」を発行し、地域全体に勉強会の内容・状況を広報しながら進めました。

 

 

「みちあるき」で把握した地域の課題

・小学生や地域住民と現地点検(みちあるき)をして、利用者の視点から地域の課題を把握

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検討した整備方針

・自動車の流入速度を抑制し、歩行者が段差なしで渡ることができる「スムース横断歩道」

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・区域内を面的に速度抑制し、自動車交通が交通弱者に与える脅威を軽減する「ゾーン30」

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